バスケットボール

島根スサノオマジックとは?

日本の神話、古事記に登場する国譲りの地出雲。島根県の出雲大社は全国的に有名で、ついこのあいだ伊勢神宮と時を同じくして建て替えがあったばかりです。

またその様子はテレビなどで大々的に取り上げられ、日本中が古事記と神話を再認識する良いきっかけになりました。

しかし歴史的にも重要な島根県ですが、実は日本の地方都市の中でも過疎化が進んでいる現実があり、何とか島根県を盛り上げて人を呼び戻せないかと振興策が練られていました。

そこで考え出されたのが、バスケットリーグへの参入です。

古くは島根県の高校がインターハイで優勝しバスケ王国と賞賛された頃もあって島根再興のよすがとして期待されbjリーグへの参加表明をしましたが、準備不足のため落選するなど苦難が続きます。

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島根スサノオマジックBリーグ参戦

落選してしまった後には再び協賛団体を集めて再申請し、海外で実績のあるコーチを雇い入れたりもしましたが中々実力が奮いませんでした。

また予算が厳しいこともあり数年間日の目を浴びることができませんでしたが、苦戦に次ぐ苦戦の末、ついに2016年にBリーグへの昇格が適いメディアからも多くの注目を浴びることになりました。

そしてチーム存続に必要な経済力についても、新しい代表が加わることによって様々な知恵が絞られ実行されることで、順調な軌道に乗り安定した運営ができるようになりました。

「知行合一」を座右の銘として知識を全力で実現する強い想いと情熱が大きな岩を動かしたといえるでしょう。

現在では各種団体とコラボ企画を練ったり、小学生向けの企画イベントを行ったりと島根の活気に一役買う立ち位置として更なる努力を積み重ねています。

島根スサノオマジックは悲願のBリーグ昇格の後には入場者数も増えたこともあり、松江市内の小学生を対象にした無料招待チラシを配布して子供の観戦参加を呼びかけたり、コート一面にプロジェクションマッピングを使った映像を映し出したりと観戦客を喜ばす工夫を取り入れたイベントを積極的に行っています。

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スサノオブルーキャスト

試合を運営するにあたって募集しているボランティアスタッフ「スサノオブルーキャスト」では、会場の設営、運営と撤収サポートを手伝ってもらうひとつのお礼として、チケットの進呈や毎試合終了後に選手と記念撮影を行うといったサービスを取り入れております。

観客とスタッフ、そして選手との一体感をこういった下積みのところから丁寧に築きあげていくスタイルは好感が持てます。

マスコットキャラの採用も、島根スサノオマジックを印象付ける分かりやすいポイントになるのではないでしょうか。

バスケットボールのチームは都道府県合わせると相当の数に昇りますが、こうした日本のスポーツ熱が活性化していく中、国も2025年までにスポーツ産業を今の5.5兆円から3倍の15兆円への拡大する目標を掲げています。

経済的な面でも、またチームを応援したり観戦するメンバーの総勢力も年々拡大していくのではないでしょうか。

地域の人たちの心のインフラとなるよう頑張っている島根スサノオマジックのチームメンバーと選手に、今一度向き合って感謝のエールを送ってみましょう。

それが、島根スサノオマジックを、そして日本を動かす大きな原動力となることでしょう。

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