レクト広島は広島県内で開催された海と島の博覧会のメイン会場の跡地に2017年4月に開業した商業施設です。
レクトは住のLiving、食のEating、文化のCulture、街のTownの頭文字から名づけられました。
食のゾーンにはレストランやフードコートが入り、住のゾーンはホームセンターが、知のゾーンには品揃えが豊富で新しいスタイルで書籍を販売する大型書店で構成され、ひとつの街を形成しています。
レクト広島のアクセス
場所は広島市の西区にあり、最寄りの広島電鉄商工センター前駅からは距離があるためレクト広島へのアクセスは1日107便が運行されているシャトルバスが便利です。
電車でのアクセスは不便な面がありますが、車でのアクセスは便利で海田町から廿日市市・地御前まで開通する予定の広島南道路の途上にあり駐車場は3200台分を確保されていますが、臨時駐車場を含めると4000台超のキャパシティがあります。
レクト広島が力を入れているのは自宅や職場に次ぐサードプレイスとしての居心地で毎日行きたくなる。
わざわざ行きたくなるをテーマにショッピングセンターに出店していない飲酒店が地元の名店をはじめ出店しているところにも特色のひとつとなっています。
メインとなるセンターコートには大きな植栽が目を引き、広島の企業の協力のもと緑あふれる空間づくりに力を入れています。
知のゾーンで目を奪われるのが天井までの空間をいっぱいに活かした本棚のオブジェで、広島県内では初の出店となる広島T-SITEが入り、その中核となる蔦屋書店では食や暮らし、親と子どもをテーマに約25万冊を揃えは注目です。
レクト広島は居心地がいい
さらに同施設内にはコーヒー・フレッシュジュースの専門店の他に県内の老舗茶問屋の日本茶カフェもあります。
ショッピングの合間や本を読みながら1杯を楽しめる我が家のリビングのような居心地の良さがあり、カウンターや一人用の席が設けられている点もそうしたリビング感覚を強く印象づけています。
食のゾーンをメインとなるのは地元企業・イズミが運営するスーパーマーケットが入り、同グループでは最大の規模を誇り、広島の特産品を幅広く揃えている点も注目です。
また、住のゾーンも広島では初の出店となるホームセンターが入り、特に注目したいのは同店直営のカフェで3Dプリンターやレーザーカッターで本格的なDIYが楽しめるのは他のホームセンターにはない独自色を出しています。
また、キッズスペースは広い空間をとってその周りを子供服などの店舗が取り囲んでいる作りになっており、木をふんだんに生かしたインテリアは子供部屋をイメージです。
オープンテラスやカフェテラス、植栽の配置など従来のショッピングセンターから一線を画す形で、1日ゆっくり楽しめる空間づくり。
また一度では楽しみきれないほど施設や店が多く出店し、レクトの名にある通りにひとつの街、その中に我が家にいるような居心地の良い空間が配置されています。