街を歩いている時、電車に乗っている時、あるいは身内にもいるであろう「おじさん」
ひとくちにおじさんとは言っても、私たちは毎回道行く人に「あなたはおじさんですか?」と尋ねて肯定されているわけではないですから、どんな人が本当の意味での「おじさん」なのかはわかっていないのかもしれません。
そこで今回は、いろんなアプローチでおじさんの定義について考えていこうと思います。
目次
家系図的な意味でのおじさん
皆さんご存知の通り、家族としてのおじさんには二種類あります。
まず、伯父さんと書く方のおじさんですが、これはあなたのお母さんお父さんのお兄さんに当たる人になります。
ですから、あなたのご両親よりは年上の方ということになります。なんとなく、こちらはおじさんという感じがします。
一方、叔父さんと書く方のおじさんは、あなたのお母さんお父さんの弟に当たる人になります。
こちらは少し若いイメージがありますね。
場合によっては両者ともに未成年で「おじさん」となり得ることもありますから、普段私たちがイメージしているようなおじさんとはかけ離れた人にでも、おじさんという呼称に使う可能性もあるということです。
もちろん自分よりも歳下の「おじさん」が居るということもあり得なくはないですから、少し複雑な気持ちになりますね。
若い「おじさん」自身も、自分のことをおじさんと呼ぶのには少し抵抗があるのではないでしょうか。
年齢的な意味でのおじさん
これが一番みなさんの普段使用しているイメージに近いのではないでしょうか。
おじさんというからには、少し歳をとっている感じがしますよね。
今回執筆にあたって周りの友人に、「何歳からおじさんと呼べるか」という調査を行いました。
するとおじさんとは、おおよそ40〜50歳という意見がほとんどで、やはり壮年の男性を「おじさん」だとする人はとても多いようです。
たしかにこの年齢でしたら、「おにいさん」というには少し歳上すぎる気もしますし、「おじいさん」と呼ぶにはまだ若い気がします。
やはり40〜50歳が一番、おじさんというには妥当な年齢なのかもしれません。
見た目的におじさん
冒頭でも触れたように、道行く男性に毎回年齢を尋ねる訳にはいきませんから、私たちは「だいたい見た目的に40〜50歳」の人を「おじさん」と呼んでいる、と言ってもいいかもしれません。
ですから、40代だと思っていた方が実は20代後半だったり、50代だと思っていた方が70以上のおじいさんだった、なんてことも実は今までにあったのかもしれません。
態度や行動的におじさん
これは主に友人同士のからかいなどに用いられているのではないでしょうか。
例えばビールを飲みながらテレビで野球を見るのが好きだといえば、「おっさん(おじさん)だなぁ」なんて思いませんか?
あるいは少しきつめの運動をした後なんかに、腰をさすっていたりすると「おっさんぽいな」なんて思いませんでしょうか。
お腹を掻いたり、ちょっと寒いギャグを言ってみたり。ちょっとした仕草や行動から、実はあなたも周りから「おじさん」だなんて呼ばれているかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか?
結局のところ、年齢には関係なくだれでも「おじさん」に当てはまる要素を持つことができそうです。(場合によっては女子でも)
でもどうせなら、ステキな「おじさん」になりたいですね。