妙法寺川公園は兵庫県神戸市須磨区にあり、春には桜の名所として知られています。
川の両側に400本の桜が植えられており、花見に訪れる人はとても多いです。
しかし、妙法寺川公園は秋の10月頃からは紅葉の美しさを感じることもできるようになります。
春先に桜の花に覆われていた木が今度は赤やオレンジ色に染まるのです。
桜の葉が色づくのでモミジのものとはまた違うのですが、楽しみ方としては川沿いに植えられている桜の木の下を通る遊歩道をゆったりと歩いて眺めるのがおすすめです。
桜の木によって500mほどのトンネルができており、見事なものです。
また橋の部分から妙法寺川と桜の木を一緒に写真におさめてみるのも素敵です。
大きな桜の木が川のほうへ垂れ下がるように飛び出しており、とても目立っています。
この桜の木をメインにして写真を撮る方も多いです。
妙法寺川公園の最寄駅は、山陽東須磨駅
妙法寺公園までの最寄り駅は東須磨駅出口1で、徒歩で4、5分ほどで到着することができます。
JR鷹取駅の出口を出て公園へ向かうと徒歩で約10分ほどの距離になります。
普段から地元民に愛されている公園で、平日でも親子連れなどが多く訪れています。
川のほうにもおりることができるようになっているので、川から見上げる紅葉の幻想的な景色を堪能することもできます。
11月頃になってしまうと紅葉時期はすでに過ぎてしまっていることが多いので、できるだけ10月頃に出かけるようにするのが良いでしょう。
桜並木は長く続いているため、木の下にシートを敷いてピクニック気分を味わうこともできます。
ただ休日には人も増えますので、シートを敷いてゆっくりと過ごしたい場合には平日の日中を狙って出かけるのがおすすめです。
平日の日中であればかなり静かですし、デートにもぴったりです。写真撮影が趣味の方もお気に入りの場所を見つけて撮影しやすいです。
妙法寺川には橋が3つ架けられており、それぞれの場所から眺める景色は全く違うので、3箇所全てをまわって眺めてみるのも面白いです。
妙法寺川公園の紅葉の隠れた穴場スポット
どちらかというと桜の時期が有名なので、秋頃には屋台などが出るといったことはないのですが、神戸市須磨区の隠れた穴場の紅葉鑑賞スポットです。
トイレもありますし、赤ちゃんがいる場合にはオムツ交換もできる台が用意されていますので便利です。
また、公園というだけあって子供向けの遊具が滑り台や砂場などを始めとしていくつかありますので、夫婦やカップルで訪れるだけではなく、家族でお休みの日に出かけてみるのも楽しめます。
売店のようなものはありませんが、公園のすぐ近くにはコンビニエンスストアやスーパーなどもありますからシートを敷いて軽く食べたりするのであればそこで購入して持っていくこともできます。
食べた後にはゴミなどはきちんと全て持って帰るなどマナーを守って過ごすようにしましょう。
公園内には地元の人達も多く訪れているほど愛されている公園なので、景観を損ねるという意味だけではなく、公園をいつまでもきれいに保ってまた来年も花や植物、木々の美しさを楽しむことができるように最低限のマナーは守るようにしたほうがいいです。
近くには名前が似ている別の公園もありますので、せっかくですから少し離れたその公園からの妙法寺川公園の紅葉の様子を見てみるのも違う印象を感じることができるので楽しめます。
春の桜と秋の紅葉は同じ桜の木の変化ということもありますので、春と秋の両方に訪れて違う季節の木の変化を見てみるのもおすすめです。
出かける時は雨が降らない日が続いている頃に出かけるようにすると、せっかく赤く色づいた葉が落ち過ぎないうちに見ることができます。
とはいえ、遊歩道いっぱいに落ちている桜の色づいた葉も非常に美しいです。