新潟県糸魚川市の天津神社で、毎年4月10日に行われる「天津神社春大祭(糸魚川けんか祭り)」は、神輿が激しくぶつかり合うことで全国的にも有名です。
天津神社春大祭(糸魚川けんか祭り)の歴史は、300年を超えるようです。
天津神社春大祭(糸魚川けんか祭り)とは?
神輿の蔵出し、そして禊からスタートし、稚児抱きに肩車された稚児達の「お練り」が終了すると、神輿の激しい「けんか」の開始です。
激しい神輿のぶつかり合いが繰り返されると天津神社の境内はおおいに盛り上がります。
押上区と寺町区の若者が担ぐ、2つの神輿が、天津神社の境内で激しく10回ぶつかり合います。
けんかみこしは糸魚川市の押上と寺町の若者らが、豊漁や豊作を祈って奉納する300年以上の歴史のある行事です。
五穀豊穣を願いながらぶつかり合う二基の神輿が神苑を巡幸します。
五穀豊穣を祈って何度もぶつかり合う姿は見るものを圧倒しますが、押上区が勝てば豊漁、寺町区が勝てば豊作になるという伝説です。
みこしが境内を勢いよく移動し、繰り返しぶつかり合います。
ぶつかり合いの激しさから神輿の部材が剥がれ落ちることもしばしばあります。
ラストは、押上区の神輿、寺町区の神輿が、定められた場所から走り出し、決着をつけます。
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— 居酒屋たぬがっぱ (@tanu933kira) April 10, 2019
神輿のけんかが終わると、国の重要無形民俗文化財の一つに指定されている舞楽が奉納され、境内は神妙な雰囲気に包まれます。
糸魚川けんか祭りは、非常に有名になり、日本全国からはもちろん外国からの観光客も「糸魚川けんか祭り」に訪れます。
残念ながら、2021年は、2020年に続いて天津神社春大祭(糸魚川けんか祭り)は中止となりました。
天津神社春大祭(糸魚川けんか祭り)アクセス・駐車場
住所:新潟県糸魚川市一の宮1-3-34
交通アクセス
【電車】
JR北陸新幹線・えちごトキめき鉄道「糸魚川駅」南口(アルプス口)より徒歩で5分
【車】
北陸自動車道「糸魚川IC」より車で8分
駐車場:あり(料金 無料)
糸魚川けんか祭り当日(特に午後から)は、混雑が予想されます。
駐車場も数に限りがございますので、公共交通機関を使って来場下さい。
問い合わせ先 糸魚川市観光案内所
電話番号 025-553-1785
おはようございます!
一日中、雨っぽいですけど
来られる方は楽しんでください!
俺は仕事ですけど#糸魚川けんか祭り pic.twitter.com/PpMANhbeH1— Hitoshi (@HitoHoka) April 9, 2019