健康

顔に帯状疱疹が発症!頭痛と頭皮過敏の後遺症体験談

とある日曜日の朝、右側のおでこの2カ所が、小指の先くらいの大きさで赤くなっていた。

触っても、痛みも膨らみもなく、表面は普通の皮膚と同じ感覚です。

ただ、赤いだけという感じでした。

大人になっても時々ニキビができるので、ニキビの感覚は分かるのですが、ニキビの感覚とも違います。初めての体験でした。

その時は、それほど気にすることもなく夜になりました。

夜になるとおでこの皮膚を動かすと「チック」と痛みがありました。

普通にしていると痛みはありません。

鏡で赤い部分を見てみると、皮膚が少し切れていました。

だから、皮膚を動かすと、チクッとするのです。

このときもまだ、それほど気にすることもなく、市販の塗り薬を塗って寝ました。

【2日目】

翌朝の月曜日に起きると、幹部が膨らんでいて、皮膚の赤い部分の範囲も広がり、眉毛の部分も結構赤くなってました。

その時は、ニキビのひどい感じかなと思いました。

しかし、午後になると微熱が出てきました。そして、首の右側のリンパ節も腫れてきました。

子供のころから扁桃腺が腫れて熱がよく出る経験をしていたので、首のリンパ節が腫れることには敏感でした。

首のリンパ節の腫れをほっとくと、熱がどんどん上がることを何度も経験しているので知っていたのです。

このときは、皮膚の腫れよりも熱が出ることの方を心配していました。

でも、微熱以上に熱が上がることは、ありませんでした。

病院に行こうかとも考えましたが、とりあえず様子を見ようと思いました。

【3日目】

翌日3日目の火曜日、おでこの湿疹は、さらに膨らみを増し、範囲も広がっていました。

だだ、熱は下がっていたので、少し安心していました。

先ほども書きましたが、この時もおでこのできものよりも熱が出ることを気にしていたのです。

おでこの湿疹は、そのうち治るだろうと思っていました。

しかし、その日の夜には、おでこの腫れがどんどん広がっていき、こめかみの部分や、鼻のあたりや頬のあたりにもポツポツと赤みや湿疹が広がっていました。

最初に赤くなったおでこの2カ所は、かなり膨らんできて触ると小石のように固い感触でした。

ニキビがひどくなっても表面がこんなに固くなることはないの、少し不安になってきました。

はっきり言って、視覚的には気持ち悪かったです。

その時、帯状疱疹(ヘルペス)かもと頭をよぎりました。

帯状疱疹(ヘルペス)の事は、健康番組等で知っていたのです。

でも、その時は、帯状疱疹(ヘルペス)は体にできるものと思っていたので、やっぱり違うなという結論に至りました。

あまりにも顔の湿疹の腫れがひどく、また微熱も出てきたので、火曜の夜には明日は病院に行こうと意思を固めつつありました。

火曜の夜中には、何度か目が覚めてそのたびに顔の湿疹や腫れを鏡で見たりしました。

もちろん、腫れや湿疹は、よくなってはいません。

目次

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帯状疱疹の診断

【4日目】

4日目の水曜日の朝、とりあえず、微熱があったので行きつけの内科に行きました。

顔の腫れがひどいので、帽子をかぶって行きました。

そして、診察の順番が来たので診察室に入ると、「ヘルペスですね」と開口一番言われました。

そして、耳の聞こえや目の違和感がないか等々を聞かれました。

耳や目にヘルペスウィルスが、入ると聴覚障害者、視覚障害が起こるかも知れないという話でした。

とにかく、今すぐ皮膚科に行ってくださいと言われました。

微熱の事よりも、帯状疱疹(ヘルペス)の方が重大という感じでした。

内科のクリニックを出て、すぐに皮膚科の病院に行きました。

診断は、やはり帯状疱疹(ヘルペス)でした。

帯状疱疹は、顔にもできるそうです。

いつから症状があったかを医師が気にしているように思いました。

帯状疱疹は、薬を飲むのが早ければ、早いほど治りも早く後遺症も残りにくいそうです。

僕の場合は、最初におでこの赤みを見つけたのが日曜日の午前中で、皮膚科に行ったのが、水曜日の午前中なので、まる3日後と言うことになります。

3日後と言うのは、まあ、ぎりぎり早いほうかなっという感じでした。

皮膚科でも、目がまぶしく感じたり、ぼやけたりしないかと聞かれました。

その時は、そんな症状は、ありませんでしたが、皮膚科の医師と話し合い一応眼科に行った方がよいという事になりました。

皮膚科の医師の診断では、耳は大丈夫と言うことでした。

帯状疱疹(ヘルペス)は、今は、いい薬があるので、その薬を毎昼食後に1週間飲めば大丈夫という医者の説明でした。

しかし、帯状疱疹(ヘルペス)の湿疹は治っても痛みの後遺症が残る場合があるという説明でした。

痛みは、あるかと何回も聞かれたのですが、その時は、それほど皮膚の腫れの痛みはありませんでした。

そして、一週間後にまた、来て下さいと言われました。痛みがあるときは、いつでも来て下さいとも言われました。

皮膚科を出たのが、午前11時位でしたが、少しでも早く帯状疱疹(ヘルペス)の薬を飲んだ方がいいと思い、コンビニでおにぎりを買って、外で食べて帯状疱疹(ヘルペス)の薬を飲みました。

皮膚科では、帯状疱疹(ヘルペス)の薬等々と、痛み止め、塗り薬を処方されました。

そして、眼科クリニックへ、一日で、病院を3件はしごするのは、生まれて初めてです。

眼科で、経緯を説明し診察を受けました。

現時点では、ヘルペスウィルスは目に入ってないと言うことでした。

ほっとしました。

そして、一週間後にまた、来て下さいと言われました。

症状の原因がはっきりしたので、すこしすっきりした気分でした。

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帯状疱疹(ヘルペス)の痛みが本格化

しかし、その日の夜、ひどい頭痛で眠れませんでした。

そして、右目のまぶたがみるみる腫れてきた。一時は目が開かない状態になってました。

これが、帯状疱疹(ヘルペス)の痛みかと思いました。

ヘルペスウィルスが、目に入ったのかと思い、かなり不安になりました。

翌朝、まぶたの腫れは幾分ましになりましたが、不安だったので、また皮膚科に行きました。

皮膚科では、まぶたが腫れる場合があると言われ、痛みに関しては少しきつめの薬をもらいました。

念のためにまた、眼科にも行きました。

眼科に行く頃にはまぶたの腫れは、だいぶましになっていました。

診察の結果、目にヘルペスウィルスは入ってないと言うことでした。

ほっとしました。

それからは、帯状疱疹(ヘルペス)の薬が効いてきたみたいで、順調に回復していきました。

顔の湿疹もかさぶたのようになっていき改善していきました。

帯状疱疹(ヘルペス)の後遺症の不安

しかし、右側の頭皮が過敏になってきました。

服を着るときに頭皮に服が当たるだけ、刺激を非常に感じるのです。

お風呂のシャワーも右側の頭皮には非常に刺激が強い感覚になりました。

それと、力を入れる(座った状態から立つときや、排便をする時等々)と右側の後頭部に少し痛みがありました。

これが後遺症かと思いました。

そして、一週間後に再び皮膚科と眼科へ行きました。

皮膚科では、帯状疱疹(ヘルペス)は順調に回復していると言われました。

頭皮の過敏さと後頭部の痛みの説明をするとひき続き薬を処方され、一週間後にまた来て下さいとのことでした。

一ヶ月くらい経っても痛みや過敏さが残るようならペインクリニックを紹介しますと言われました。

ちょっとショックでした。

後1日早く病院に行っていたら後遺症の心配はなかったかもしれないなと思いました。

眼科でも、問題はありませんでした。

そして、1週間が経ち再び皮膚科へ。

後遺症はかなりましになっていましたが、まだ残っています。

皮膚科で、今度は、2週間分の薬をもらいました。

それから、日が経つごとに頭皮の過敏さや後頭部の後遺症や痛みは改善しました。

そして、2週間が経って再び皮膚科に行く頃には、完全に後遺症もなく、問題ない状態になっていました。

ただ、おでこの帯状疱疹(ヘルペス)の跡がかなり鮮明に残っています。

やはり、最初におでこにできた2つの湿疹の部分が1番ひどかったので、くっきりと跡が残っています。

皮膚科の先生によると帯状疱疹(ヘルペス)の跡は、日にち薬だと言われました。

この記事を書いているのは、それから2ヶ月後ですが、週単位で、おでこの帯状疱疹の跡は、目立たなくなってきています。

多分半年も経てば、もっと改善するのではないかと思います。

自分が、帯状疱疹を体験したので、いろいろネットで検索してみると、芸能人のハイヒールモモコさんも帯状疱疹の経験があるようでした。

ハイヒールモモコさんは、僕よりも症状が重かったみたいです。

今回の帯状疱疹(ヘルペス)の体験談が少しでも誰かのお役にたてばうれしいです。

今回の経験で思うことは帯状疱疹(ヘルペス)は、1日、1時間でも早く病院に行った方がよいと言うことです。

追記

帯状疱疹のワクチンがあるようです。ワクチンを打てるのは、50歳以上です。

私の場合は、帯状疱疹になると、免疫が5年ほどできるということなんで、50歳になったらワクチンを打とうと思っています。

 

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