歴史

アジアとは?その歴史と地域!

アジアとはユーラシア大陸の中でもヨーロッパより東の場所に位置している国の総称です。

アジアは非常に広い地域のことを含むので一般的にさらに細かい地域に細分化されています。

アジアの中でも最も東側にあるのが東アジアです。

目次

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東アジア

この地域には最も東側にある日本をはじめとして、朝鮮半島にある韓国や北朝鮮、さらに10億人以上の人々が住んでいる中国が含まれています。

この地域の文化は仏教や儒教などの考え方を中心にして発達した特徴があり、それぞれの地域が独立して互いに交流しながらその文化を発展させていった歴史があります。

日本でも古くから遣隋使や遣唐使という使節団が、隋や唐を訪れて大陸の文化を自国の文化に取り入れてきた歴史がありました。

この地域は近代に入ってからヨーロッパの影響を強く受けて大きな戦争がたびたび起こり、現在でも細かい紛争などは耐えませんが、多くの人が平和に共存したいと考えています。

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東南アジア

アジアの中でも東アジアの南側にあるのが東南アジアです。

この地域はフィリピンのように太平洋の中にある島から成る地域や、半島に位置しているために周囲を海に囲まれている地域が多いのが特徴です。

赤道から近い場所にあるために、多くの地域が一年を通して高温であり、この地域の気候の特徴として昼間に突然強い雨が降るスコールという大気現象が有名です。

この地域は古くから文化が発達した地域としても知られ、東アジアと同じように仏教を中心に発達したタイのような地域もあれば、イスラム教の文化を中心に発達した地域も存在します。

この地域は近代に入ってから多くの地域がヨーロッパの植民地にされた歴史を持っていますが、第二次世界大戦以降は、それぞれの地域が独立して、現在では独自の政治と文化を持っています。

この地域はそうした事情や、土地がやせている地域が多いことから経済的に貧しい人たちが多いことも社会的な問題となっています。

南アジア

アジアの中でも西アジアと東アジアの中間に位置しているのが南アジアです。

この地域にはインドやスリランカなどがあります。

特にインドは世界でも2番目に多い人口を持っていることでも知られていて、その数は現在では10億人を超えています。

こうした爆発的な人口の増加がインドでは社会的な問題にもなっています。

この地域は主にインドを中心に発達してきた歴史があり、インドでは古くからヒンドゥー教を中心にして文化が発展してきました。

現在でもインドに住む人の多くがヒンドゥー教徒です。

インドは仏教が生まれた場所としても有名ですが、インドにいる仏教徒は非常に少ないです。

むしろイスラム教徒の方が多く存在しています。

インドは古くから独自の文化を発展させてきましたが、大航海時代以降ヨーロッパの文化と接触して、長い期間イギリスの植民地になっていました。

ですが、現在では独立をして世界でも有数の経済発展が著しい地域となっています。

西アジア

ヨーロッパに最も近いユーラシア大陸の中でも西寄りの地域にあるのが西アジアです。

この地域に所属している国としてはサウジアラビアやトルコ、イラクなどがあります。

その中でもトルコはヨーロッパと接しているために、文化的にもヨーロッパに近い傾向を持っているのが特徴です。

西アジアはイスラム教を信仰している人が多く存在している地域としても知られています。

そのために、この地域の伝統はイスラム教の文化と共に発達した長い歴史を持っています。

近年ではこの地域ではたびたび戦争が起こっていることが問題となっていて、特にユダヤ教の国家であるイスラエルと周辺地域の紛争は、非常に大きな問題の一つです。

その他にもこの地域ではイラン・イラク戦争や湾岸戦争など、大規模な戦争がこの数十年間の間に何度も起こっています。

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