秋田ノーザンハピネッツは2010年に創設されたバスケットボールチームです。
元々秋田県には全国的に強い高校バスケットボールの強豪校があり、こうした背景を受けて秋田にもプロチームを作ろうと立ち上がったのが歴史の始まりです。
秋田ノーザンハピネッツは、紆余曲折を経て2010年にリーグに加盟すると2013-14のシーズンではディビジョンシリーズを優勝し地区同士のチャンピオンが激突するシリーズに駒を進めるほどの躍進を遂げます。
翌シーズンも同じ結果を残しましたが、新たに始まったBリーグでは不振を極め2部リーグに降格してしまい2017-18シーズンは1部リーグへの再昇格を目指しています。
秋田ノーザンハピネッツのマスコットはチームカラーのピンクのカエルをモチーフとしたものが採用されています。
秋田県といえば水田が有名ですが、秋田ノーザンハピネッツのチームロゴである稲穂から連想していきカエルに結びつけたものを秋田市内の小学生が考えてそれをデザイナーが仕上げていった形が今のマスコットです。
天井直撃ダンクシュートが得意技であり、ハーフタイムのイベントではトランポリンを使って実際にダンクシュートを決める姿を見せており、オールスターゲームでもそうした姿を見せるなど秋田ノーザンハピネッツを応援する人はもちろんのこと、別のチームのファンにも認識されるほどの印象を与えています。
秋田ノーザンハピネッツのユニホーム
ユニフォームに関しては当初稲穂をモチーフにしたゴールドカラーで作られていましたが、ユニフォームもピンクに統一して戦いを行っています。
チアリーディングもNBAのチアダンスチームにもいた人が指導を行うなど本格的なチアリーディングが見られるのも特徴です。
Bリーグに加入する前はボランティア団体が組織され、試合当日に関する会場運営や設営や撤収などを行っていました。
現在は球団の運営会社が行っていますが、その当時はリーグの表彰を受けるなど一定の評価を集めていました。
メディア戦略としては、秋田県のテレビやラジオ番組でいくつか番組を持って活動を広げています。
ただテレビ番組の数では他の秋田のチームに先行されています。
秋田にはプロサッカーチームがあり、3部リーグで優勝するほどの勢いを見せています。
頑張れ秋田ノーザンハピネッツ
秋田ノーザンハピネッツはここ最近は低迷にあえぎ、それまでの快進撃が鳴りを潜めるような状況となっています。
このままでは勢いのあるサッカーチームの方に注目が行ってしまうためすぐに1部リーグへ復帰を果たすことが求められています。
多くの県民に愛されるなど、秋田のバスケットボール熱を高校だけでなくプロチームにまで広がることで長くバスケットボールを楽しめる環境が整いつつあります。
Bリーグ以前は秋田ノーザンハピネッツは、毎年プレーオフには進出を果たすなど何かしらの成績をここまで残してきました。
2016-17シーズンの低迷はあくまでもその年限りのものであり、長い目で見て大きな転換点にしていくことが大事です。
そのためにも今よりも一層の県民の応援が必要であり、その応援に秋田ノーザンハピネッツの選手たちが応えていくことが極めて重要です。